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ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場
数多くの経済界のエリートを輩出し、資本主義の士官学校とも呼ばれている、HBS(ハーバードビジネススクール)。

本書は、元新聞記者である筆者の視点から書かれた、HBSの体験記です。

翻訳者は、同校で成績優秀者に贈られるべイカー・スカラーを収め、「ハーバードMBA留学記」などを出している岩瀬大輔さん。


本書は、ジャーナリストである筆者のHBS体験記であり、一学生としての視点から、HBSの雰囲気を見事に伝えています。

教師と生徒のやりとりが描写された授業風景や、課題として出されたケーススタディーに苦悩する様や、同級生との交流、就職活動に際しての喧騒と葛藤・・・。

本書を読むことで、HBSの学生生活を擬似体験することができるでしょう。



さらに、本書は、筆者が学生としてHBSで過ごした中で感じた違和感を通して、HBSの教育方針や価値観に疑義を唱えています。

例えば、

・HBSの卒業生が世界を牛耳ることを同然と考えている、権威主義の風潮。

・高い報酬を得ることが賛美され、その手法や倫理観には関心が払われていないこと。

・授業で教えられる理論と現実の状況との乖離。

・HBS在学生のほとんどが、高い報酬と引き換えに私生活のほとんどを仕事に捧げなければならないコンサルティングや投資銀行を目指すこと、そして他の職業は存在していないかのように振舞っていること。


序文では、このようなHBSのカルチャーが、昨今の経済危機において、企業を倒産させたり、経済に混乱を招いたりしている一端を担っていることに言及しています。



実は、私はMBAに関心を持っており、欧米のビジネススクールに密かに憧れを持っていました。

しかし、本書を読み、一見すると華々しいMBAの裏には、様々な問題が存在していることを知りました。

仕事とどう向き合うべきなのか?

個人の幸福とは何なのか?

私は、MBAのことを考えるにあたり、これらのことについてもじっくりと考える必要があるようです。

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場
フィリップ・デルヴス・ブロートン
日経BP社
売り上げランキング: 2217
おすすめ度の平均: 4.5
5 これからのHBSはどこへ向かっていくのであろうか。
4 ビジネス・スクール=金儲けを学ぶための場所 の現実を教えてくれる
4 これからの人生の方向性を考えている人にお勧め
5 部分的には批判的だが、全体としては批判的でない
4 批判精神を失わなかった著者のハーバードMBA留学記

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UME(管理人)

Author:UME(管理人)
社会人3年目。
仕事にもそこそこ慣れ始めたが、将来のビジョンが定まらず、思い悩む日々。
読書が趣味で、本は週1、2冊のペースで読んでいる。
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