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ミーム 心を操るウイルス

ミーム―心を操るウイルス
ブックオフでセールをやっていたので、買ってみました。

ミームとは、平たく言えば、「人に伝わっていく考え方」みたいなものでしょうか。
(例えば、宗教、伝統、ヒット曲、ファッションの流行など)

本書は、ミーム学について一般向けに書かれたものであり、ミーム学を学ぶことで、マインドウイルス(ミームの中を人に感染させる何か)から身を守り、あるいは利用して、幸福な人生を送ることを目的としています。



本書を読めば、私たちの身の回りにいかに多くのマインドウイルスが溢れているかが分かります。
(例えば、日々テレビ等で流れている広告は、我々にある商品を買わせるようプログラムするためのマインドウイルスです。)

これを読んだ時、自分が知らぬ間に、様々なミームでプログラムされていることに気付いて、ゾッとしました。

今までの自分の行動は、本当に自分の意思だったのか?
それとも、他人に仕組まれたミームによって操られた結果だったのか・・・?


本書に書かれている通り、世の中には悪いミームに満ち溢れています。

これは、ウイルスが自己増殖のみを目的としていることに関係しています。

強いミーム(感染力が強く、増殖しやすい)は、我々の感情のボタンを押すことのできるものです。
感情のボタンを押すとは、人間の本能的な部分である、

・危機
・食べ物
・生殖

に訴えるものであるということです。

ミームは、生き残るために、そのような要素を獲得し、あるいはさらに強調するように変化していきます。
その過程で、ミームを初めに作った人の意図ですらも、ねじ曲げられたものになってしまう可能性があるのです。

恐ろしいのは、そこに善悪の概念は全く関係しないということです。

上記の要素を盛り込めば、どんなに危険なミーム(例えば、殺人を肯定するカルトの教義)であっても広まる可能性があるのです。


といっても、本書は、ミームを全く受け入れるなと言っているわけではありません。

中には自分の人生を良い方向に向かわせるミームも存在するし(例えばビジネス書から得られる考え方)、そもそも、ミームに全く影響されないことは実社会において不可能です。

良いミームは積極的に取り入れるべき。
そのためには、ミームという概念を理解し、自分に入ってくる(あるいはすでに入っている)ミームがどういうものかを見極める必要があります。

本書は、「ミームを識別するためのミーム」、「良いミームを取り入れて人生を良くするためのミーム」を与えてくれます。

ミーム―心を操るウイルス
リチャード ブロディ
講談社
売り上げランキング: 405156
おすすめ度の平均: 5.0
5 心もウィルスに冒される?

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プロフィール

UME(管理人)

Author:UME(管理人)
社会人3年目。
仕事にもそこそこ慣れ始めたが、将来のビジョンが定まらず、思い悩む日々。
読書が趣味で、本は週1、2冊のペースで読んでいる。
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