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激流中国

激流中国
本書は、NHKで放送された「激流中国」を書籍化したものです。

中国は、目覚ましい経済成長の一方で、社会が激変し、それによる歪み-所得格差、医療問題、高齢化、環境問題など-が至る所で生じています。
本書が描き出しているのは、そんな激流に飲み込まれながらも、必至にもがき続ける人々の姿です。

とりあえず、読んだ感想としては、これはもう「激流」ってレベルじゃないだろうと(笑)



本書では、上述したような問題を、一般市民の生活に密着することで、見事描き出しています。


その中で、個人的に印象に残ったのは、熾烈な受験勉強に明け暮れる農村の高校生の話です。

中国では、公務員や教師などの安定した職を得るためには、大学を出なければなりません。

大学に入り、農村での貧しい暮らしを抜け出すために、子供達は空腹に耐えつつ寝る間も惜しんでで勉強し、親や兄弟は、出稼ぎに出たりしながらギリギリの状態で学費を絞り出します。

まさに、大学受験は一族の希望であり、子供は、一族の未来という重すぎるプレッシャーの中勉強しているのです。

しかし、都市部で教育を受けている子供とは学力に格差があるし、そもそも、家庭の経済状況が悪化すれば、即座に学校を辞めなければなりません。

このような無情な状況から、今の中国の社会構造が透けて見えるような気がします。


本書で描かれている社会の激流は、日本人の理解の範疇をはるかに超える激しいものでしょう。
しかし、将来、このような激流が日本にも押し寄せてこないという保証はどこにもありません。

本書を読むことで、中国の実情を知ると同時に、激流の時代への心構えを持つ良い機会ができると思います。

激流中国
激流中国
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NHKスペシャル取材班
講談社
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おすすめ度の平均: 2.0
2 NHKの放送が数倍勝る

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プロフィール

UME(管理人)

Author:UME(管理人)
社会人3年目。
仕事にもそこそこ慣れ始めたが、将来のビジョンが定まらず、思い悩む日々。
読書が趣味で、本は週1、2冊のペースで読んでいる。
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