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環境問題はなぜウソがまかり通るのか2

環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)
そういえば、自分は環境問題についてあまり知らないなぁ、ということで買ってみました。

興味はあるんですが、なかなか勉強する機会が無かったもので・・・。


本書を読んでみて、大仰天でした!!

環境問題に対する自分の認識が如何に間違っているかを痛感しましたね。


とりあえず、今ホットな話題である地球温暖化についてレビューしてみます。


本書では、地球温暖化について研究している国際機関、IPCC(Intergovermental Panel of Climate Change)のレポートを基に、温暖化に対する世間のイメージが実情といかに乖離しているかを説明しています。

(IPCCは、日本政府も出資している信頼性のある機関です)

で、IPCCによるレポートの衝撃な内容が、こちら・・・。


①地球温暖化に対する、二酸化炭素の寄与度は約50%である!

②地球温暖化による、100年後の温度上昇の予測中央値は2.8℃!

③地球温暖化による、30年後の海面上昇幅は、11センチ!


え~っ!ってかんじですよね。

まず、あれだけ地球温暖化の悪玉に挙げられている二酸化炭素は、温暖化に50%しか関係していません。
(専門家の中には、もっと影響が小さいと言っている人もいるそうです)

そして、100年経っても大して気温は上がらないし、海面上昇にしてもたった11センチです。

よく言われている、海面上昇によって街が沈没するというイメージとは、あまりにかけ離れています。

ちなみに、NHKは、100年後の気温上昇を6.4℃、海面上昇を59センチと、IPCCのレポートの最も悲観的な数値で報道しています。

このような報道をしているのは日本だけであり、故意に国民の危機意識を煽っているとしか思えません。



また、詳しい解説は本書に譲りますが、他にも以下の様なトピックについて書かれています。


・京都議定書は、日本だけがワリを食っている、現代の不平等条約である。

・バイオ燃料は、世界の格差を拡大させる。

・ペットボトルのリサイクルは完全に無駄である。

・レジ袋削減は無意味。


などなど。

我々の常識がことごとく覆されます。


本書を読んで、環境問題の本質をとらえるためには、外交、政策、報道バイアスなどについて理解を深めることが不可欠であると感じました。

これらのことが、環境問題についての理解をねじ曲げたり、ミスリーディングしたりしているからです。

とにかく、巷のキャンペーンに踊らされず、自分なりに考えてみることが必要ですね。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)
武田 邦彦
洋泉社
売り上げランキング: 15331
おすすめ度の平均: 4.0
4 環境問題の基準年「90年」の謎
4 環境ファシズムの時代
4 政治・メディア批判や道徳の書と見れば割と納得できるのですが、
5 環境問題のこういう意見も知っておいてはどうかな?
2 着眼点は良いが…

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ホリエモン×ひろゆき「なんかヘンだよね・・・」

ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」
え~、内容は、タイトルのまんまです。

ホリエモンとひろゆきが、日本のヘンなところについて語る!

堀江さんもひろゆきさんも、世間では何かと異端児扱いされていますが、私は彼らの常識に縛られない考え方に凄く魅力を感じています。

そして、本書では、その自由な発想がこれでもかというくらい炸裂してます!



本書は対談形式で書かれており、格差社会や政治、メディア、教育などについて堀江さんとひろゆきさんがざっくばらんに話すというものです。

その際に、我々多くの日本人が持っている常識あるいは思い込みについて、気持のいいほど異を唱えてくれます。


特に印象に残ったことは、以下のようです。


・日本の格差なんて、世界と比べてれば大したことない。
むしろ、日本の過去を振り返ってみても、最も格差が無いくらいの状況。

・タメ(人との繋がり)は作れるし、作ったら金なんていらない。

・メディアは共感を得ることでお金を払ってもらえるシステム。
→バカに共感を覚えさせる方が楽。
→格差社会はメディアが作り上げた幻想。

・メディアと2ちゃんねるは似たようなもの。真実の含有率に差があるだけ。

・学校では、特殊な人が特殊であることが許容されない。天才を隔離するような教育制度を作るべき。

・日本のITは残念じゃない。日本はITに限らず全てのものが進化し過ぎている。

・結婚制度は農耕社会の遺物。今は必要ない。

・お金は信用を数値化したもの。



う~ん、なるほど・・・。

この二人の話は、毎回目を開かせてくれます。

勝間さんっぽく言うなら、斬新なフレームワークを提供してくれるってとこでしょうか。

本書を読むことが、世の中の問題について、自分自身の頭でしっかり考えるためのきっかけになると思います。

ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」
堀江 貴文 西村 博之
集英社
売り上げランキング: 635
おすすめ度の平均: 3.5
4 なんとなくだけど
4 世の中の暗黙知をズバッと言葉にする能力は健在だが、内容はふつうの雑談。
5 対談なのに堅苦しくない
5 絶妙のバランス。ひろゆきを見直した。
3 ボヤキ、居酒屋政談、床屋経済談


■関連
新・資本論 僕はお金の正体がわかった
1兆円を稼いだ男の仕事術

転がる香港に苔は生えない

転がる香港に苔は生えない (文春文庫)
こないだ香港に行ったという話をしたら、香港をネタにした本を持っていると言われたので、友人から本書を借りました。

著者は、星野博美さん。

この本に限らず、自分の知っている土地が舞台になっている本だと、より楽しく読めますね。



前回紹介した「マネーロンダリング」は、あくまでのタックスヘイブンとしての香港、富裕層から見た香港が描かれていました。

しかし、本書はそれとは全く逆の視点-現地で生活している普通の人々の視点から見た香港が書かれたものです。


本書では、中国への返還が一つのキーワードとなっています。

返還前は、やはり中国に帰属することで、社会の制度が劇的に変わるという不安を人々は抱いていました。
いざというときに備えて、外国籍を取得するために一定期間海外(カナダなど)に移住した人々が相当数いたようです。

返還後は、不動産の価格が暴落するなど、様々な混乱が起こりました。

本書は、このような返還の前後における香港の空気感を見事に伝えています。

やはり、筆者が実際に香港に住んで、様々な人と交流した記録なので、非常にリアリティーを感じますね。


香港に起こった環境の激変は、日本人には想像もつかないと思います。
そんな中であっても、香港の人々は、ある種の冷静さをもって、したたかに生きています。

将来を悲観せず、流れに身を任せず、今できることを最大限にやる。

この姿勢を我々も学ぶ必要がありそうです。



他にも、日本人との価値観や習慣の違いが書かれていておもしろかったです。

現地に行く前に本書を読んでいれば、香港から受ける印象もきっと違ったものになったでしょうね。

転がる香港に苔は生えない (文春文庫)
星野 博美
文藝春秋
売り上げランキング: 102617
おすすめ度の平均: 5.0
5 稀有な出来。
5 リアルホンコン
5 いざ、香港へ
5 怒濤の香港ピープル
5 買いです。


■関連
マネーロンダリング

香港旅行

しばらく、旅に出ておりました。

行先は香港です。



実は、私はこの年になるまで外国というものに行ったことがありませんでした。

さすがに今時、外国の一つも行ったことがないというのは恥ずかしい!ということで、無理やり外国旅行を計画した次第です。

香港にしたのは、比較的近いし、英語も通じるし、治安も良くてお手頃だという理由です。


日程は、10/3から日曜を挟んで10/6まで。
当然、会社を休んで着いてきてくれるような酔狂な人間は周りにおらず、心細い一人旅となりました・・・。


以下、旅の写真などを載せてみます。

(こういうのを、一度やってみたかったんです(笑))




063.jpg

九龍にある有名な観光スポット、男人街です。
やたらとアダルトグッズを売っている露店があるのが斬新でした(笑)



054.jpg

香港は金融街です。
写真は、オフショアバンクで有名なHSBC。



098.jpg

ビクトリアハーバーを挟んで、向かい側が香港島です。
個人的には、ビクトリアピークからよりも、こちらからの眺めの方が好きです。



086.jpg

香港は、ブティックビルやオフィスビルが立ち並ぶエリアがある一方で、こういう素朴な場所があったりして、不思議な街だなぁと思いました。



というわけで、あっという間の3泊4日でした。

やはり、外国に行くと視野が広がって、人間がデカくなったような気がしますね。

まあ、あくまでただの錯覚でしょうけど(笑)


■関連
転がる香港に苔は生えない
マネーロンダリング

激流中国

激流中国
本書は、NHKで放送された「激流中国」を書籍化したものです。

中国は、目覚ましい経済成長の一方で、社会が激変し、それによる歪み-所得格差、医療問題、高齢化、環境問題など-が至る所で生じています。
本書が描き出しているのは、そんな激流に飲み込まれながらも、必至にもがき続ける人々の姿です。

とりあえず、読んだ感想としては、これはもう「激流」ってレベルじゃないだろうと(笑)



本書では、上述したような問題を、一般市民の生活に密着することで、見事描き出しています。


その中で、個人的に印象に残ったのは、熾烈な受験勉強に明け暮れる農村の高校生の話です。

中国では、公務員や教師などの安定した職を得るためには、大学を出なければなりません。

大学に入り、農村での貧しい暮らしを抜け出すために、子供達は空腹に耐えつつ寝る間も惜しんでで勉強し、親や兄弟は、出稼ぎに出たりしながらギリギリの状態で学費を絞り出します。

まさに、大学受験は一族の希望であり、子供は、一族の未来という重すぎるプレッシャーの中勉強しているのです。

しかし、都市部で教育を受けている子供とは学力に格差があるし、そもそも、家庭の経済状況が悪化すれば、即座に学校を辞めなければなりません。

このような無情な状況から、今の中国の社会構造が透けて見えるような気がします。


本書で描かれている社会の激流は、日本人の理解の範疇をはるかに超える激しいものでしょう。
しかし、将来、このような激流が日本にも押し寄せてこないという保証はどこにもありません。

本書を読むことで、中国の実情を知ると同時に、激流の時代への心構えを持つ良い機会ができると思います。

激流中国
激流中国
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NHKスペシャル取材班
講談社
売り上げランキング: 22120
おすすめ度の平均: 2.0
2 NHKの放送が数倍勝る

プロフィール

UME(管理人)

Author:UME(管理人)
社会人3年目。
仕事にもそこそこ慣れ始めたが、将来のビジョンが定まらず、思い悩む日々。
読書が趣味で、本は週1、2冊のペースで読んでいる。
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